ブローチの落下防止にピアスキャッチが使えます

制作しているブローチのなかにはサイズ等の都合から「蝶タックピン」というタイプの留め金具を使っているものもあります。
ただ、蝶タックピンは、使い慣れないとキャッチの羽を強くつまんでしまい、針をつかむ力が甘くなって落ちやすくなるため、苦手に思う方もいらっしゃいまして。

※このあたりの解決方法はこちらの記事をご覧ください。
 ≫ 蝶タックピンが外れやすいときは

イベントではそのことをお伝えしつつブローチを紹介していたのですが、ブローチ愛好家のお客さまから「ピアスのキャッチを使ったら落ちないのよ~」と、素敵なアドバイスをいただきました!

ピアスのキャッチ!
凄いです!イヤリング派なこともありまして全くの盲点でした。
しかもキャッチは100均でも売っているとのこと。

試しにこちらのシリコンキャッチを買ってみました。
100均のシリコンキャッチ
普通にシンプルな丸型が欲しかったのですが、花型とハート型の2択でしたので花型を選ぶことに。
(うっかりキャッチを落としたときに転がってしまうことを考えると、綺麗な丸型より凸凹した形のほうが良いのかもしれませんね)

蝶タックとキャッチの高さ比較
このシリコンキャッチ、高さが蝶タックの隙間にピッタリです。
ピッタリ過ぎまして、このままでは羽キャッチがしっかり留まらない心配もありましたので、ハサミで半分にカット!

キャッチを半分にカット
ちょっと切り方がへたっぴで波打っていますが、半分サイズでもホールド感はバッチリです。

ピンに対して、ゆるくもなく、きつ過ぎもせず、ストッパーの役割を果たしてくれています。
羽キャッチを外して、布地を逆さにしてもブローチが落ちません。
キャッチをストッパーに

もちろん、通常のブローチピンの落下防止にも。
キャッチでブローチが落ちない
何かの拍子でうっかりピンが外れてしまっても、シリコンキャッチがストッパーになってくれます。

キャッチのホールド力を超えるような強い力で引っ張られたときは流石に外れてしまいますが、ひとつ付けておくだけでも違うかと。

今後ブローチのおまけで毎回つける…のはちょっと難しいため、
必要な方は、お手持ちのピアスキャッチを活用されたり、100均やアクセサリー店等で各自お買い求め願いたいのですが、 お気に入りのブローチを落としたことがある悲しい過去をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お試しくださいませ。

ネット通販
一部のブローチはネット通販で購入可能です。
 ≫ room#505(委託shop)
 ≫ BOOTH(自家通販)

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