食器に底穴を開けて鉢にしました

先日の 多肉植物の記事 で紹介しましたこちらの鉢。
多肉寄せ植え3 多肉寄せ植え4
ちらりとお話しましたが、もともとは鉢ではなく食器でした。
100均の食器です。

以前から、気になる鉢を見かけても底穴の無いものは…と悩んでいたのですが、ネット検索しますと同じ悩みを抱えた方は多いようで。 ドリルで陶器に穴を開ける方法にたどり着きました。
自分で加工出来るなら、底穴の有無を気にせずに鉢を選べます!
工作欲も湧きまして、挑戦することにしました。

食器 鉢に加工前
こちらの器とお皿は、個別に販売されていたものです。(計300円+税)
が、試しに重ねてみると、もう君たちは鉢と受け皿になるしかない…!というくらいに素晴らしくピッタリおさまりまして、実験1号としてお迎えすることに。

冷静に考えますと、初挑戦で2個1セットタイプは無謀に思いますが(片方でも失敗すると悲しいことに…)重ねたときのピッタリ感に興奮してしまい、そこまで頭が回りませんでした。
後日、エスプレッソ用?のミニカップも購入しましたが、何となく購入順に1号から取り掛かります。

ホームセンターで購入済みの電動ドライバーと、陶器も大丈夫そうなドリルビットで挑戦です。
食器に底穴 外
器をひっくり返して外側から削りましたが、思ったよりも時間のかかる作業でした。
電動ドライバーがとってもお手軽価格で2000円台でしたからパワー不足なのでしょう…。
充電式なので動きが悪くなると再充電にも時間が掛かります。

充電を繰り返して3回目の作業中に鉢を持ち上げましたら、向こう側の光が透けて見えるくらいには削れていましたので、痺れを切らした結果、思い切ってポンチの要領でドリルビットを打ち付けてみました。
※ビットが痛むでしょうからお勧めしません(苦笑)
食器に底穴 中
ハンマーでコンッと打ち付けると、あっさり貫通。
ただ、内側の穴の周辺は欠けて剥がれ落ちた感じになってしまい、あまり綺麗にはできませんでした。

食器に底穴
欠けて薄くなった分の強度がやや心配ですが元々厚みのある器でしたし、見た目の問題も内側は土で隠れてしまうので、一応OK!と納得することに。
器の大きさを考えますと、もう少し大きい穴だったり、小さくても3つくらいあると良いのかもしれませんが、手持ちの工具ではこれで精一杯です。
鉢底に軽石を入れますし大丈夫でしょう。

実験2号のミニカップも同じ要領で底穴を開けました。
カップに底穴 中
内側は欠け剥がれていますが、外側は綺麗です。
カップに底穴 外

今回は無難に白い食器を選びましたが、和風のしっとりとした器も素敵だなぁと思っていますので、鉢を増やす機会のあるときにまた挑戦したいです。

でも、予算内で底穴ありの素敵な鉢が見つかりましたら素直に購入します(笑)